洗車は、シリコンオイル仕上げがお手軽

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洗車は、こだわりのある人から、初心者や月一や年一の人までいらっしゃると思います。たまにしか車を洗えない人にもオススメなのは、洗車後のシリコンオイル仕上げです。洗車後のシリコン仕上げを始めて2年の私の経験で、お手軽で、コストも安い上に、雨が降っても撥水効果が良いし、ボディだけでなく、フロント/リアガラスの雨じみも付きづらくなったと感じます。

まずは、洗車する場所

やはり、車をきれいにするには水洗い洗車
からとなります。
普通に、水をかけて、車のボディについた、
土ボコリなどを洗い落とすところからです。
ただ、
洗車環境が必要になります。
水を流せるところなのか?
周りに水がかかっても大丈なところか?
排水が大丈夫か?

など、
洗車できる環境がないところも多い
と思います。

ちょっと前までは、
洗車場が、沢山あったのですが、
最近は、見かけなくなったように思います。
近くに洗車場があったり、自宅で洗車できる
ならば、洗車しやすいですが、
近くに洗車場がなかったり、
自宅で洗車できない環境だと、
なかなか車をきれいに保てなくなります。

そうすると、
ガソリンスタンドや、カーディーラーなどの
洗車サービスを利用するしかないことに
なります。

水洗い洗車

洗車できる場所がある場合、
まずは、車のボディーを水洗いして、
土ボコリなどを洗い落とす必要があります。
よく言われるのは、
水でできるだけ洗い流すことが大切です。

それでも、こびり付いた土ボコリは、
すぐには落ちません。
満遍なく、水洗いして洗い流してください。

ある程度、水を流したら、
柔らかい洗車専用タオル、スポンジなどで、
水を流しながらボディーを軽くなぞって
ください。

決して、
力を入れて擦らないでください。
取れていない土ボコリで、ボディーに傷がつく
原因
になります。
(いわゆる、洗車キズになります。)

洗剤で洗う

バケツに洗車用洗剤を泡立てます。
できるだけ、きめ細かい泡が立つように
勢いよく水を入れます。

泡の部分を、洗車用タオルなどで掬って
ボディにかけます。

ボディーの上から垂らす感じが良いです。
できるだけ、車の部位毎に泡をかけて、
(例えば、ルーフ、ボンネット部分とか)
泡をかけた部分を、軽く拭きながら、
水で流す
を繰り返すのが良いです。

最近は、
高圧洗浄機にフォームガンが付いています。
これで、車全体に一気に泡をかけられる
泡洗浄が行えるのは便利です。

最後に、
洗剤が泡立たなくなるまで
車全体に水を流してから、
水気を吹き取ります。

私は、吸水性の高い大きなクロスで、
広げて、軽く引っ張ることで、
水分を拭き取っています。
これだと、短時間で、力をかけず、
水分を拭き取れます。

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シリコン洗車する場合は、
多少水が残っていても、シリコンオイルを
延ばすときに、一緒に拭けば、
シリコンオイルも延びて良いです。

シリコンオイル塗布

水洗いが終わると、
仕上げにシリコンオイルを塗布します。

ガソリンスタンドや、ディーラーで洗車
してもらった後でも、駐車場などで
シリコンを塗布作業はできます。

少しの水と、ショップタオルなどが
あれば良いです。

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1Kg缶あれば、かなり長持ちします。
実際に、私の場合、2年ぐらい1缶で
使えています。

初めて、シリコンオイルを使う場合は、
多め、20gぐらいを、水に濡らした、
ショップタオルに垂らし、
車全体に塗って、延ばしていきます。
シリコンベタ塗り

車両の大きさにより、塗布量は変わります。
あくまで、目安として、それぞれの車に
あった塗布量で作業して下さい。
私の車は、セダン車です。

水があってもオイルですので、延びて、
20g程度でも、車全体をシリコンオイル塗布
できます。

何度も、シリコン塗布していくと、
シリコンの膜がボディー表面に形成され、
層を作っていき、シリコンが落ちづらく
なるらしいです


フロントガラス、リアガラス、ウィンドウ
ガラスなどのガラス部分もそのまま塗布
できます


パッキンなどのゴム部分にも塗布できます
ワイパーのフレームや、
白化したプラスチック部分にも
塗布すると、黒色が蘇ったようになります

シリコンオイル仕上げのメリット

私は、専門家ではないので、理論的には
分かりませんが、
私の2年間のシリコンオイル仕上げ経験から、

(1)雨ジミでできた、ウォータスポット
   (白いクレーターのようなシミ)が
   取れる、薄くなった
   何度も、シリコン仕上げすることで、
   ウォータースポット部分に
   シリコンオイルが浸透して
   取れるのではないかと思います。

(2)雨でも水弾きが良い

(3)フロント/リアガラス表面の雨ジミ
   が付きづらくなった

   ガラスも、シリコンでできているので
   同じシリコンオイルと親和性が
   あると思います。

(4)ワイパーフレームとプラスチックの
   白化が、元の黒色に蘇った

(5)ホイル、タイヤ側面塗布することで、
   ホイル、タイヤが汚れにくくなった
   ただし、
   タイヤへの塗布は、危険であるので
   十分注意し、側面だけにして下さい

   路面に接する部分には、決して塗布、
   シリコンオイルがかからないこと

   自己責任でお願いします。

(6)パッキンやゴム部分への塗布により、
   経年による硬化、劣化が抑えられる

(7)内装プラスチック部分や、ハンドル、
   シートのシワ(布ではない部分)
   などの部分に塗布することで、
   劣化が抑えられる


(8)コストが安い
   他に撥水ワックスなど購入しなくて
   よくなった。

シリコンオイル仕上げのデメリット

と言っても、デメリットもあります。

(1)何より、
   製品製造元が、自動車用品ではないことを、
   再度注意喚起
をしています。

   透明で、無臭のオイルですが、工業用製品
   ですので環境影響がある可能性のオイルです。

   シリコンが気化することで、電子部品の
   接点に気化したシリコン(シロキサン)が
   付着し、絶縁膜を形成し、
   接点不良を起こす可能性がある。
   
   できるだけ、外装のみに使用し、
   エンジン周りには使用しない方が良いです。

(2)そうは言っても、雨風にさらされると
   シリコンオイルコーティングも
   落ちてくるので、
   できれば、月に一度シリコンオイルを
   塗布し直す必要があります。
   重ね塗布することで、長続きします。

(3)オイルなので、手につくと
   (無害、無臭ですが)
   ベタベタになるので、手袋を着けて
   作業するのが良いです。

シリコンオイル仕上げをしてみての感想

専門家でも、車が趣味というわけではない
サンデードライバーの私が、
2年間シリコン洗車をしてみて、
(私の場合は、1〜2週間に一度の頻度)
思ったのは、
ウォータースポットはかなり取れました

ただ、
全てが取れてはいません
頑固なものは一部、薄く残っています。

それでも、
シリコンオイル仕上げを始める前より、
ウォータスポットが、明らかにわかる
くらいでしたが、
よく見ないと見えないぐらいは取れた
と思います。

気にせず、車内のダッシュボード周りや
ハンドルなども、気にせずシリコン含有
したクロスで吹いていました。
エンジン周りもプラスチック部分を拭いて
いましたが、問題は起きていません。

シロキサンによる接点不具合の問題は、
起きていませんが、電子部品に近くは
拭かないようにします。

私の車は、9年目を迎えましたが、
シリコン仕上げしたことで、見た目は、
2〜3年の経年車にしか見えないと思います。

まだ、
十分に乗り続けられると思っています。

ぜひ、
シリコン仕上げして、愛車をできるだけ
長く乗りつづけていただきたいと思います。

注意事項

車メーカーや車種により、
塗装やプラスチックなどの素材が異なる
ため、シリコン仕上げをする場合は、
車のボディーやプラスチック部の見えない
箇所に塗布してみて、問題がないことを

確かめて作業してください。

また、
電子部品周りには使用しないこと。

板金塗装などをする場合は、
板金屋さんにシリコン塗布していること
を言って相談
してください。

シリコン塗布した車の塗装面には
塗装面にシリコン被膜ができているので
いくら脱脂しても、シリコンが取れない
ため、塗料が弾かれてしまうとのことです。

シリコン仕上げは、当方の環境、車での
個人の見解です。
このため、
何らかの不具合や損害が発生したとしても
当方は責任を持てません。
自己責任での作業をお願いします。