初心者 1/144 プラモデルは値段が高い

プラモデル制作 プラモデル

100均で道具を揃えて、塗料も準備したのですが、肝心の作るプラモデルですが、大きさ的に1/144の戦闘機を考えていました。最近のプラモデルは、材料の値上げなどで、単価が上がっていると聞いていました。さて購入となった時に、価格見てびっくり、昔、1/144のプラモデルが安く買えた時代を知っているだけに、驚き以外ありませんでした。
プラモデルを趣味にするには、道具の準備もありますが、プラモデル自体の購入費が結構かかるということがわかりました。

1/144の問題点

当初、1/144の戦闘機を作ることにして
いました。
筆塗りの水性塗料も、戦闘機用のカラーを
準備し、1/144の戦闘機を購入しました。

筆塗りの練習用と考えて、購入しました。
しかし、
作っているメーカーが限られている
PLATZ.ぐらいしか、製品を出していない
という事実を知りました。

元々は、食玩メーカーでしたが、
部品精度は良く、合わせ込みはしっかり
できています。
隙間は、ほとんど出ないです。
各部品の細部の作り込みも良くできています。

30年前の1/144プラモデルメーカーと
変わらないで精度でできています。
スジ彫りもシャープに再現されています。

問題は、二つあり、一つは、
戦闘機のコクピット周りが省略されている
ことです。
シートも、パイロットもありません。
ただの空洞になっているので、
これは、残念です。

サイズ的に、計器類は難しいのはわかります。
せめて、パイロットは無いにしても、
シートは部品に入れて欲しいと思います。

キャノピーは、透明パーツでできているので
空のコクピットが、見えてしまいます。

もう一つの問題は、
他に競合がいないためか、原材料が高いためか
価格が高いことです。

30年前の1/144のACADEMY製の戦闘機が、
¥300で購入出来ていましたが、
最近のPLATZ.製の1/144戦闘機シリーズは、
¥1,600¥2,500ぐらいします。

1/72の戦闘機シリーズの方が価格が安い状況
です。
(新製品は、¥3,000以上になってきて
 います。)

1/144 ディテールアップパーツ

PLATZ.から、1/144シリーズの
ディテールアップパーツも販売されています。
ウェポンセット1、3

他にも、
DAMEYA-NETでも
1/144シリーズのエッチングパーツ
や、ダクト、エンジンノズルなどを
販売しています。

これを使うのも良いです。
もう少し、筆塗りが上達したら、
ディテールアップパーツを使ってみます。

1/72の製作

同じぐらいの値段ならば、詳細がしっかりした
1/72を作ってみることにしました。

30年前に購入した、
タミヤのウォーバードコレクションF-18E
タンスの奥から引っ張り出しました。

追加で、
ハセガワのF-2A/Bも購入しました。

値段は、
タミヤのF-18Eは、¥1,300でした。
ハセガワのF-2は、¥1,800でした。
1/144と同じ価格で入手でき、
コストパーフォーマンスが良いと思います。

1/144に比べると、サイズが大きい分、
ディテールがしっかり作り込まれています。

やはり、戦闘機プラモデルの売れ筋が
1/72であるためか、ディテールアップパーツ
や別売りデカールなど種類が豊富です。

作った後の置き場所に問題ありますが、
主流の1/72製作の方が効率良いようだと
思いだしました。

ただ、
空自の洋上迷彩色の塗装は、筆塗りでは
難しいと思ったのと、迷彩色が、水性カラー
になく、タミヤかMR.COLORアクリル塗料
にしか色がないことがわかりました。

このため、
本体迷彩塗装は筆塗りを諦めて、
急遽、バッテリー式のエアーブラシを購入
しました。

匂いは、窓を開ける等対策を考えないと
いけませんが、吹き戻りで部屋に塗料の微粒子
が蔓延し、付着するのは避けたいです。

とすると、やはり、
塗装ブースが必要になりました。
色々製品をみましたが、ほとんどの塗装ブース
製品の排気ダクトは後ろに出ているものが
多く、後方スペースが取れないと配置できない
という問題があります。
何製品かは、上側にダクトを出す形式のもの
もありますが、
ファンの静音性が悪い等、
問題が合ってどの塗装ブースにするか
悩みどころです。

筆塗りとエアーブラシの併用

やはり、塗装面が広いと筆塗りで塗装すると
筆ムラが気になります。

広い平面の塗装を筆塗りすると、
筆ムラが出るため、何度も塗って筆ムラを
消して、目立たなくする作業が必要です。
多分、3回〜5回は塗り重ねが必要になります。

とすると、
サーフェーサー(塗装下地)を塗ったり、
平均的塗装をするには、エアーブラシの方が
効率が良いと思います。

環境により、筆塗りで全て済まそうと考え
ましたが、エアーブラシ塗装との併用が
一番効率的だと気がつきました。

サーフェーサーで、下地塗装と
本体全面の塗装は、エアーで吹いて、
細かい部品の塗り分けは、筆塗りをするのが
一番簡単で綺麗に仕上がると考えます。


エアーする場合も、水性塗料を使用すれば、
匂いは抑えられます。
(それでも、有機溶剤を含むため、
 換気は必須です。)

アクリジョンを使う場合、
匂いは気になりませんが、塗装色の種類が
少ない
という問題もあります。

ガンプラなどは、曲面パーツが多いため、
アクリジョン筆塗りも可能と思いますが、
戦闘機の翼や尾翼などの塗装は、
アクリジョン塗装色では厳しいと考えます。
これから、もっと塗装色を増やしてくれると
使いやすくなると考えます。

ベース部分塗装は、従来のアクリル塗料か、
水性カラーをエアーで塗装するのが効率よく、
綺麗に仕上がる
と考えます。