【映画】エンドロールまで楽しもう!!

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映画館で映画を見終わって、エンドロールまで見てますか?さっさと退席したりしてませんか?
見てなければ、損してますよ。お宝がありますよ。映画終了ととともに席を立たずとも、エンドロールの時間を持て余している人も多いと思います。エンドロールには、いっぱい面白いことが書かれていますよ。これを読んだら、エンドロールまでが映画の楽しみだということがよくわかります。

エンドロールとは

エンドロールは、エンドクレジットとも
言います。
主演、出演者、監督、スタッフ、協力会社
などが、ずらずらと流れてくる、あれです。
洋画だと、当然、英語表記ですので、
英語名が横文字で、膨大に出てきて
飽きてしまいます。
わかります。
でも、ちょっと待ってください。
その中にお宝があるんですよ!!

エンドロールの楽しみ方

(1)映画の世界から現実に戻る時間

映画に浸って、映画の世界に行っていた
気持ちを、クールダウンして現実世界に戻る
準備をする時間と思ってください。

ゆっくり、
再度、頭の中で映画を再生しなおして、
映画の余韻に浸りつつ、
エンドロール終了とともに、現実世界に
戻るのを楽しんでください。

私は、エンドロールが終了して、
ライトが点くまでの、あの真っ暗な一瞬の
静寂が一番好きです。
映画を見たなあ!という実感がわきます。

(2)エンドロールを注力

英語名の羅列見ていると、
英語に慣れていない日本人は、
ただの文字列でしかないと思います。

ハリウッド映画は、
映画作成に係わったスタッフを
エンドロールで出すことが、
映画組合で決まっているため、
ほとんどの映画製作スタッフ名が表示が
義務付けされているそうです。

かといって、
エンドロール時間も限られているため、
(通常、3分~5分、
 超大作だと、10分~20分!!)
とにかくスクロールが早く、英語に不慣れな
日本人では、なかなか名前を読んでいくのは
難しいです。

暇つぶしに、英語名の中に、日本人の名
探している人は多いのではないでしょうか?
私もです。

確かに、俳優には少ないですが、
スタッフには、
時々、日本人名が見つかります。
ハリウッドで頑張っている人なんだ!
と感動します。

ただ、圧倒的に少ないのが現実です。

その中で映画で使用した、提供品類、衣装、
小物等のブランドが、協力会社として
出てきます。

ブランド名を眺めて、この会社の製品は、
あの場面で出てきたあの製品かな?
とか、
へぇ~、そんなブランドも出てたのか?
がわかったりして、楽しいですよ。

最近の映画は、
コンピューター・グラフィックスが多用
されているので、
どこの会社を使ったのだろうか、
どのくらいの人数かけているか
などを見るのも面白いです。

大作作品は、各国にまたがったストーリー
展開になっていることもあり、
イギリスUNITだとか、フランスUNITなど、
ローカルスタッフも出てきます。

邦画だと、
ロケ地とか、協力施設も出てくるので、
どこでロケやったのかとか、
あの場面の建物は、あそこだったのか
とかか考えたり、
あとで探してみるのも楽しいです。
(最近公開された、”とんび”では、
 岡山県の浅口市でロケをしたのを
 大々的に宣伝していました。
 アニメでもやった聖地巡礼で観光の
 目玉にしたいと考えているようです。

 映画産業と、地場観光産業が結びついて、
 良い相乗効果を生むのは地方財政にとても
 良いことだと思います。
 各県で、映画のロケ地争奪が激しくなって
 いると聞いています。)

(3)オマケ映像があるかも

映画によっては、
エンドロールを楽しませようと、
エンドロールにかぶせて、NG画像や
続編への布石、本当のエンディングなどを、
ボーナス映像として入れる場合もあります。

エンドロールを最後まで見てくれた人だけ
が、楽しむことができるように
考えて作っています。

一番驚いたのが、
はじめて、
パイレーツ・オブ・カリビアン”を
見たときに、
エンドロール後に、次作予告映像があって、
嬉しくて、本当にびっくりしました。

うれしかったので、以降、必ずエンドロール
を見終わるまで席を立たないことに
しています。

ジャッキー・チェンの映画も、最後にNG集
を入れるので有名です。
エンドロールまで見ると、得することが
ありますよ。

映画館で映画を見るのは、エンドロールまで
見て、1作見終わった
といえると思います。

それが、至福の時を演出してくれる映画
となります。

最近、
Netflixや、Amazon Primeでは、
エンドロール前に、
次に見るオススメが表示され、
すぐ次の映画が始まってしまうことが多く、
エンドロールまで楽しめないのは残念です。

エンドロールまで見るための注意

エンドロールまで楽しむためには、
当たり前ですが、約2時間近く座っている
必要があります。

問題は、トイレです。

若い時は、気にしてませんでしたが、
年を重ねると、2時間がきつくなります。

このため、
・上映開始前から、水分を控える。
・上映前には、必ず、トイレに行く
・上映開始中は、飲み物は飲まない。
を心がけています。

以前、
リクライニング椅子付きの映画館で、
飲みながら快適な鑑賞したことが
ありました。

途中から、我慢しまくりでストーリーも
どうでもよくなり、
ひたすら早く終わって欲しい!!
と祈った映画がありました。

ボヘミアン・ラプソディ” でした。

エンドロール開始とともに、速攻席を
立ったのは言うまでもありません。

せっかく、
良い環境の高い映画館で楽しもう
と思ったのに、
台無しにしてしまいました。

以来、
映画館では、水分取らないと決めました。
(映画館の人、ごめんなさい。
 本当は、
 ポップコーン+コーラを
 頼みたいのですが)

ボヘミアン・ラプソディ”は、
嫌な思い出映画となり、見直せてません。